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不動産には保有中・売却時・相続時それぞれに異なる税金がかかります。知らないと損する特例も含めて解説します。
目次
保有中の税金
- 固定資産税 — 評価額×1.4%(住宅用地は1/6に軽減)
- 都市計画税 — 評価額×0.3%(市街化区域のみ)
年間で合計10〜30万円程度(戸建ての場合)。
売却時の税金
売却益(譲渡所得)に課税されます。
| 所有期間 | 所得税+住民税 |
|---|---|
| 5年以下(短期) | 39.63% |
| 5年超(長期) | 20.315% |
3,000万円特別控除:マイホーム売却なら利益から3,000万円を控除。ほとんどのケースで非課税になります。
相続時の税金
- 相続税 — 基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人数)を超える場合
- 登録免許税 — 相続登記時に固定資産税評価額の0.4%
- 小規模宅地等の特例 — 自宅の土地は評価額80%減
節税のポイント
- 売却は所有期間5年超を待つと税率がほぼ半分に
- マイホームの3,000万円控除を最大活用
- 相続した空き家は取り壊して3年以内に売却すると3,000万円控除の対象
- 固定資産税は住宅を解体すると6倍になるので注意
よくある質問(FAQ)
相続した不動産を売却した場合の税金は?
相続人が取得費を引き継ぎます。取得費が不明の場合は売却価格の5%とみなされるため、税負担が重くなります。
確定申告は必要?
不動産を売却した年は確定申告が必要です。3,000万円特別控除を受ける場合も申告が必要です。
まとめ
不動産の税金は特例の活用で大幅に軽減できます。特にマイホームの3,000万円控除と小規模宅地等の特例は必ず確認しましょう。
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固定資産税の計算を具体例で解説
戸建て(土地200㎡・建物築10年・固定資産税評価額:土地2,000万円、建物500万円)の場合:
| 対象 | 評価額 | 軽減後課税標準 | 税額(1.4%) |
|---|---|---|---|
| 土地(200㎡以下) | 2,000万円 | 333万円(1/6) | 約4.7万円 |
| 建物 | 500万円 | 500万円 | 7万円 |
| 合計 | — | — | 約11.7万円/年 |
固定資産税の軽減措置一覧
- 小規模住宅用地(200㎡以下):課税標準が1/6
- 一般住宅用地(200㎡超):課税標準が1/3
- 新築住宅の軽減:建物分が3〜5年間1/2(長期優良住宅は5〜7年)
- リフォーム減額:耐震・バリアフリー・省エネ改修で一定期間1/2
注意!住宅を解体すると固定資産税が6倍に
⚠️ 空き家を解体する前に必ず確認
住宅が建っている土地は軽減措置で土地の固定資産税が1/6です。建物を解体すると軽減措置がなくなり、土地の固定資産税が最大6倍になります。解体は売却や活用の目処が立ってから行いましょう。
不動産売却時の税金を節税する方法
- 所有期間5年超を待つ:税率が約39%→20%に半減
- 3,000万円特別控除:マイホームなら利益から3,000万円控除(ほぼ非課税)
- 相続した空き家の特例:解体後3年以内の売却で3,000万円控除が適用可能
- 買換え特例:条件を満たせば譲渡益課税を将来に繰り延べ可能
相続した不動産の税金シミュレーション
親から取得した土地(取得費不明)を3,000万円で売却した場合:
- 取得費:売却価格の5%みなし=150万円
- 譲渡所得:3,000万円-150万円-売却費用100万円=2,750万円
- 税額(長期):2,750万円×20.315%=約559万円
→ 3,000万円特別控除(マイホーム要件を満たす場合)で非課税になります。税理士への相談が節税の鍵です。
