親から相続した実家、「いつか売ろう」と思いながら放置していませんか?
2024年4月から相続登記が義務化され、相続した不動産を放置するリスクが高まっています。さらに、空き家の維持費は年間30〜50万円。早めに「今の価値を知る」ことが、最善の判断につながります。
この記事では、相続不動産・実家の売却に最適な無料の一括査定サービス4社を比較し、利用時の注意点と体験談をお伝えします。
「相続登記って何?」という方は、まず相続登記の義務化解説をご覧ください。また、不動産を含む相続の総合的な相談は相続の無料相談サービスが便利です。
50代の今、不動産査定をすべき3つの理由
① 相続登記の義務化で「放置」ができなくなった
2024年4月1日より、相続した不動産の登記が3年以内に義務化されました。違反した場合、10万円以下の過料が科される可能性があります。まずは登記の前に、不動産の現在価値を把握しておくことが重要です。
② 空き家の維持費は年間30〜50万円
固定資産税、火災保険、草刈り・清掃費用、修繕費…。住んでいなくてもかかる費用は想像以上に大きいです。「いつか」を待つほど、出ていくお金は増え続けます。
③ 不動産価格は地方ほど下落トレンド
都市部の一部を除き、地方の不動産価格は年々下落傾向にあります。「まだ高く売れるうちに」動くことが、資産を守る最善策です。不動産の現在価値がわかれば、エンディングノートに資産情報を記録する際にも役立ちます。
「査定 = 売却」ではありません。査定はあくまで「今の価値を知る」ための情報収集です。査定結果を見てから売るかどうかを判断すれば良いので、まずは気軽に試してみましょう。
不動産一括査定サービスとは?
不動産一括査定サービスとは、一度の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できる無料サービスです。通常、個別に不動産会社を回ると膨大な時間がかかりますが、一括査定なら自宅にいながら複数社の査定額を比較できます。
一括査定の流れ
- 物件情報を入力(所在地・面積・築年数など)
- 対応可能な不動産会社が表示される
- 査定を依頼したい会社を選択
- 各社から査定結果が届く(数日以内)
- 比較して、納得できれば売却を依頼(しなくてもOK)
【比較表】おすすめの一括査定サービス4選
| 順位 | サービス名 | 提携会社数 | 対応エリア | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | HOME4U | 2,300社以上 | 全国 | NTTデータ運営で安心。大手〜地元まで幅広い |
| 2位 | リビンマッチ | 1,700社以上 | 全国 | 最大6社同時査定。プライバシーマーク取得で安心 |
| 3位 | イエウール | 2,000社以上 | 全国 | 地方物件にも対応。利用者数No.1 |
| 4位 | LIFULL HOME’S | 3,800社以上 | 全国 | 匿名査定が可能。営業電話を避けたい方向け |
NTTデータグループが運営する日本初・国内最大級の不動産一括査定サイト。大手不動産会社から地域密着の中小企業まで幅広く提携しており、相続不動産の査定にも最適です。
✅ メリット
- NTTデータ運営で個人情報管理が安心
- 大手〜地域密着まで幅広く比較できる
- 相続・空き家の相談実績も豊富
❌ デメリット
- 査定依頼後に電話がかかってくる場合あり
- 匿名査定には非対応
不動産売却・買取・賃貸経営に対応する総合不動産比較サービス。プライバシーマーク取得企業が運営しており、最大6社に一括査定依頼が可能。入力最短45秒でスピーディーに査定結果が届きます。
✅ メリット
- プライバシーマーク取得で個人情報が安心
- 売却・買取・賃貸経営の比較が一括でできる
- 入力が簡単で最短45秒で完了
❌ デメリット
- 地域によっては対応会社が少ない場合あり
- 大手不動産会社の掲載は限定的
地方の不動産に強いのが最大の特徴。「田舎の実家は対応してもらえないのでは?」という不安がある方に特におすすめ。入力も簡単で60秒で依頼完了。
🏠 イエウールで無料査定する大手不動産会社2社でNo.1実績を持つ代表が創設した、売主本位 of 不動産売却サービス。囲い込みを一切行わず、全ての不動産会社に情報をオープンにすることで「早く高く安全な売却」を実現。360度VR内見など先進テクノロジーも駆使し、最大750万円の建物保証制度も無料で付帯します。
✅ メリット
- 他社のように売却情報を隠さずオープンにするため高値売却が可能
- 100%宅建士のプロエージェントが最初から最後まで専任で担当
- 物件の魅力を高める360度VR内見やプロの写真撮影が無料
❌ デメリット
- 対応エリアが首都圏(一都三県)に限定されている
- 市街化調整区域などの物件は対応できない場合あり
一般的な一括査定は便利ですが、「複数の会社から連絡がきて対応が大変」「相続人同士での話し合いや手続きが複雑で進まない」といったデメリットもあります。
相続不動産の処分を士業と提携してワンストップで解決したい場合は、買取にも強い特化型サービス「ラクウル(相続の窓口)」がおすすめです。
弁護士・税理士・司法書士等士業と密に提携し、不動産の処分だけではなく、相続手続きや税金対策までまとめて相談できるサービスです。新築建売、リフォーム、賃貸管理まで幅広く展開する不動産会社が直接運営しているため、スピーディーかつ高価な買取を実現しています。
✅ メリット
- 相続登記や税金など士業の手続きと売却をワンストップで任せられる
- 自社直接買取のため、仲介と違って売却スピードが非常に早い
- リフォームや建売、賃貸管理などのノウハウがあり高値で買い取れる
❌ デメリット
- 複数社から相見積もりを取る「一括査定」ではない
- 仲介でのんびり時間をかけて売却するのには向かない
東京都と埼玉県に特化し、相続不動産の売却を専門に行う不動産会社です。相続登記手続きが未了の状態からでも、提携する司法書士や税理士などの専門家と連携して、手続きから売却(仲介・買取)までワンストップでまるごとサポート。「おまかせプラン」と必要なサポートだけを選ぶ「えらべるプラン」があり、状況に合わせた柔軟な解決が可能です。
✅ メリット
- 相続手続きから売却まで一括相談(土日祝・早朝夜間の対応も可 ※要予約)
- 仲介による売却と、スピーディーな直接買取の両方に対応
- 相続に関する書籍を出版している専門知識の確かな裏付け
❌ デメリット
- 対応エリアが東京都・埼玉県に限定されている
- 訪問査定・売買契約が成果地点(冷やかし等の問い合わせはNG)
「相続した実家が借地権付き土地で権利関係が複雑」「建物が古すぎて再建築不可、他社に断られた」といった特殊な不動産は、一般的な不動産会社や一括査定サービスでは対応が難しいケースがほとんどです。
そうした場合は、借地権や訳あり物件の買取・整理を専門に行っている以下の2社へ直接相談するのが解決への近道です。
借地権に特化した専門相談窓口。地主との更新交渉、名義変更の手続きから直接買取までワンストップで対応します。弁護士・司法書士・税理士と強固に連携しているため、複雑な法律トラブルや親族間の遺産分割協議が絡む借地権でもスムーズに整理できます。
✅ メリット
- 地主との面倒な代理交渉(更新交渉や買取希望など)も丸投げ可能
- 老朽化した空き家や残置物がそのままでも現況で買取可能
- 借地権の査定、現地調査、専門士業への相談まですべて無料
❌ デメリット
- 対応エリアが首都圏(一都三県)に限られる
- 査定依頼後のヒアリング(電話)での本人確認が必須
借地権、再建築不可、共有持分、雨漏り、ゴミ屋敷など、一般の不動産会社に断られやすい「訳あり物件」専門の買取サイト。LIXIL不動産ショップ提携の弁護士や司法書士が登記やトラブルをサポートし、解体費用やリフォーム代の持ち出しなしで、現状のまま高額で直接買い取ってくれます。
✅ メリット
- 残置物の処分費、建物の解体費、さらには登記や弁護士費用も同社負担で売主負担0円
- 自社直接買取のため仲介手数料も不要、契約から最短数日での現金化も可能
- 業界歴13年、年間買取実績250件以上のLIXIL加盟店運営の安心感
❌ デメリット
- 首都圏限定。また売買価格が1,000万円以下の安価すぎる物件は否認される場合あり
相続不動産を売却する際の注意点
① 相続登記を先に済ませる
不動産を売却するには、まず被相続人(亡くなった方)から相続人への名義変更(相続登記)が必要です。2024年4月以降は義務化されています。詳しい手続き方法は「相続登記の義務化解説」をご覧ください。
② 共有名義の場合は全員の同意が必要
兄弟で共有相続した場合、売却には共有者全員の同意が必要です。意見が合わない場合のトラブルを防ぐため、早めの話し合いが大切です。
③ 「3,000万円特別控除」を活用しよう
相続した空き家を売却した場合、一定の条件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります。適用には期限があるため、早めの売却判断が重要です。
3,000万円特別控除の適用には「相続開始から3年を経過する年の12月31日まで」という期限があります。相続から時間が経つほど選択肢が狭まることを覚えておきましょう。
【体験談】実家を相続 → 一括査定 → 売却した流れ
タイムライン
- 2024年8月 — 父が他界、実家(築35年・地方都市)を相続
- 2024年10月 — 相続登記を完了(司法書士に依頼、費用約8万円)
- 2024年11月 — HOME4Uとイエウールで一括査定を依頼
- 2024年12月 — 5社から査定結果が届く
- 2025年1月 — 最も高い査定額の会社と媒介契約
- 2025年5月 — 売却完了
査定額のバラつき
A社: 1,480万円 / B社: 1,320万円 / C社: 1,250万円 / D社: 1,380万円 / E社: 1,150万円
→ 最大330万円の差がありました。1社だけに依頼していたら、大きく損をしていた可能性があります。
よくある質問(FAQ)
査定したら営業電話がしつこい?
査定依頼後に電話がかかってくることはありますが、「まだ検討中です」と伝えれば問題ありません。電話が苦手な方は、LIFULL HOME’Sの匿名査定がおすすめです。
築年数が古くても査定できる?
はい、築40年・50年の物件でも査定可能です。古い物件は「土地値」として評価されることが多く、解体費用を差し引いた金額が提示されます。
地方の実家でも対応してもらえる?
HOME4Uやイエウールは全国対応で、地方の物件にも強いです。ただし、過疎地域では対応会社が1〜2社に限られる場合もあります。
相続した土地だけでも査定できる?
はい。建物がない土地のみでも査定対象です。農地や山林は対応が限られる場合がありますが、まずは一括査定で確認してみましょう。
まとめ — まずは無料査定で「実家の今の価値」を知ろう
相続した不動産を放置するリスクは年々高まっています。まずは無料で「今いくらなのか」を知ることが、最善の判断への第一歩です。
不動産の査定とあわせて、相続全体の準備も進めておくと安心です。相続税の対策、遺言書の作成、保険の見直しなど、50代のうちにやっておくべきことは多くあります。
NTTデータ運営の安心感。まずはHOME4Uから
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