老後の確定申告は必要?年金受給者の申告義務と節税ポイント【2026年版】

「年金をもらっていたら確定申告が必要?」と悩む方は多いです。多くの年金受給者は申告不要ですが、申告することで税金を取り戻せるケースもあります。正しく理解して節税しましょう。

目次

年金受給者の確定申告:必要・不要の判断フロー

ケース申告の要否
公的年金が年400万円以下+他の所得が年20万円以下申告不要(確定申告不要制度)
公的年金が年400万円超⚠️ 申告必要
年金以外の所得(副業・家賃等)が年20万円超⚠️ 申告必要
医療費控除・社会保険料控除を受けたい📝 申告した方がお得(還付の可能性)
生命保険料控除・地震保険料控除を受けたい📝 申告した方がお得

年金受給者が使える主な控除

控除の種類控除額の目安必要書類
公的年金等控除年金110万円以下は全額非課税(65歳以上)源泉徴収票
社会保険料控除国民健康保険・介護保険料全額領収書・納付証明書
医療費控除年間医療費10万円超の部分領収書(医療費集計フォーム)
生命保険料控除最大12万円控除証明書
障害者控除27〜75万円障害者手帳または認定書
配偶者控除最大38万円配偶者の源泉徴収票

確定申告で取り戻せる税金の試算例

申告内容還付される税額目安
年間医療費が30万円(10万円超の20万円を控除)約2〜3万円
生命保険料控除 最大12万円約1.2〜2.4万円
社会保険料(国保・介護保険)控除約1〜3万円
合計(3つ全て使った場合)約4〜8万円の還付

確定申告の手続き方法

  1. e-Tax(マイナンバーカード使用) — 自宅からスマホ・PCで手続き可能。最も簡単
  2. 税務署の「確定申告会場」へ持参 — 2〜3月に開設される会場でサポートを受けながら申告
  3. 郵送 — 申告書を作成して管轄の税務署に郵送

65歳以上の年金受給者:控除の注意点

65歳以上になると公的年金等控除額が110万円(65歳未満は60万円)に増えます。年金収入が年158万円以下(65歳以上)であれば、所得税は0円になります。

よくある質問

Q: 住民税申告はどうなる?

A: 確定申告不要制度を選択しても、住民税の申告が必要な場合があります。お住まいの市区町村窓口に確認するか、確定申告を行えば住民税申告も兼ねられます。

Q: 過去の申告漏れは取り戻せる?

A: 過去5年分の還付申告が可能です(例:2026年なら2021年分まで)。医療費控除の申告を忘れていた年がある場合は今からでも申告できます。


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