介護と仕事の両立ガイド【2026年版】介護離職を防ぐ制度と職場への相談方法

日本では年間約10万人が「介護離職」しています。しかし離職すると老後資金が大幅に減少し、自分が介護される側になるリスクが高まります。仕事を続けながら介護する方法を知っておきましょう。

目次

介護離職が老後資金に与える壊滅的影響

55歳で離職した場合の損失試算金額
失われる給与収入(60歳まで5年)▲1,500〜2,500万円
退職金の減額(早期退職)▲200〜500万円
年金額の減少(保険料納付期間短縮)▲年10〜20万円(生涯)
スキル・キャリアのブランク再就職困難・給与ダウン
合計損失2,000〜3,000万円以上

使える制度①:介護休業(最大93日)

要介護状態の家族1人につき通算93日まで休業できます(3回まで分割可能)。休業中は雇用保険から給与の67%が支給されます。

  • 対象:配偶者・子・父母・祖父母・兄弟姉妹・孫・配偶者の父母
  • 申請先:会社の人事部門
  • 注意:正社員だけでなくパート・契約社員も一定条件で取得可能

使える制度②:介護休暇(年5日)

要介護家族1人につき年5日(2人以上は年10日)の休暇を取得できます。1日単位・半日単位での取得が可能。無給の場合が多いですが、有給との組み合わせで利用できます。

使える制度③:介護のための短時間勤務

介護休業の取得期間中または終了後でも、1日の所定労働時間を短縮できます(最低6時間/日まで短縮)。取得可能期間は介護状態が続く限り(期間制限なし)。

公的介護サービスを最大限活用する

サービス内容費用目安(自己負担)
デイサービス日中の預かり・リハビリ1回1,000〜2,000円
ショートステイ短期間の施設入所(1〜30日)1日2,000〜5,000円
訪問介護ヘルパーが自宅に来る1回200〜1,000円
訪問看護看護師が自宅で医療ケア1回600〜1,500円

職場への相談の仕方

  1. まず直属の上司に「親の介護が必要になった」と相談する
  2. 人事部に介護休業制度の詳細を確認する
  3. 可能であればテレワーク・時差出勤を相談する
  4. 社内に介護経験者がいれば情報収集する

ケアマネジャーへの依頼方法

要介護認定を受けたら、地域包括支援センター(市区町村窓口)に相談してケアマネジャーを紹介してもらいます。ケアマネはデイサービスの手配・各種申請のサポートをしてくれます。費用は無料(介護保険で全額カバー)。


介護・老後資金の不安をFPに無料相談

介護離職のリスク・親の介護費用の目安・自分の老後資金への影響についてFPに無料相談できます。

※ みんなの保険アドバイザー — 全国のFP・保険のプロに何度でも無料相談できます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次